サーバ技術者養成講座をChefでやってみた(3)OSインストールからVagrant用BOXファイル作成まで その1

原著では物理サーバへのインストールとなっていますが、ここではChefで構築していくためVirtual Boxの仮想OSとしてインストールします。また、Immutable Infrastructureっぽくするため作成した仮想OSをVagrantのBase BOX(仮想OSのテンプレート)とします。

大きな流れは以下の通りです。

  1. Virtual Boxの仮想マシンを新規作成する。
  2. 仮想マシンにCentOS5.5をインストールする。
  3. 仮想OSにVagrantのBase BOXとするための設定をする。
  4. 仮想OSをBase BOX化する。

CentOS5.5のインストールはサーバ技術者養成講座の5章にそって行いますが、Base BOXとするため加えて以下の設定やインストールをしていきます。

  • User設定、Permission設定
  • Virtual Box Guest AdditionsのインストールVagrantでのファイル共有、ポートフォワードのため)
  • SSHの設定VagrantからゲストOSへ接続するため)
  • Ruby,RubyGemsのインストール(Chefをインストールするため)
  • Chefのインストール(プロビジョニングのため)

VagrantのBase Box作成は以下の公式ドキュメントを参考にしています。 https://docs.vagrantup.com/v2/boxes/base.html
v1のdocumentの方が詳細にかかれているのでこちらも参考にしながら。
http://docs-v1.vagrantup.com/v1/docs/base_boxes.html